鳥取県西部の砂防堰堤
大山砂防/小江尾川流域
大山砂防/小江尾川流域
最終更新:2024-09-28
みどころ | : | でかい CBBO型砂防堰堤 |
完成 | : | 平成27年12月 |
天端標高 | : | 727.8m |
堤高 | : | 11.5m |
延長 | : | 304.0m |
立積 | : | 10,090㎥ |
計画貯砂料 | : | 119,600㎥ |
施工 | : | (株)井木組 (株)かわばた |
到達難易度 | : | 立入禁止⛔ |
参考 | : | プレスリリース(PDF) 堤銘板 |
三の沢砂防堰堤は鳥取県日野郡江府町御机にある砂防堰堤です。
国土交通省が管轄する大山山系直轄火山砂防事業のひとつとして平成27年12月、(株)井木組および(株)かわばたなど2社の施工により完成しました。
林ヶ原砂防堰堤と同じく共生機構のCBBO型堰堤を採用しています。
ていうか、兎にも角にも平成27年完成の時点で中国地方最長の砂防堰堤であるという点が最大の特徴…でした。
そう、このあとすぐ二の沢砂防堰堤が完成するまでは。
そのあたりについては、マスコミ向けのプレスリリースや大山砂防の公式ページ内の動画から知る事ができますので、余裕のある方は上記出典のリンクからご覧ください。
また、プレスから下記一部引用しておきます。
三の沢砂防堰堤の概要 ▼
三の沢砂防堰堤を整備した小江尾川は、河床勾配が平均1/7(日野川は1/130~1/190)にもなる急流で、大雨になると源頭部の崩壊や浸食に対し脆弱な山麓部から大量の土砂が流れ出ます。
三の沢砂防堰堤は、小江尾川沿いの集落への土石流災害を防止・軽減するとともに、水系砂防事業の一環を担う堰堤として、平成23年3月に工事着手し、このたび完成しました。
三の沢砂防堰堤は、小江尾川沿いの集落への土石流災害を防止・軽減するとともに、水系砂防事業の一環を担う堰堤として、平成23年3月に工事着手し、このたび完成しました。
水系砂防事業の目的 ▼
水系砂防事業は、下流域を土砂災害から守るために、土砂生産源である河川の上流で、土砂の生産・流出を砂防施設により制御する事業です。
この砂防施設のうち、代表的なものが土石流災害を防ぐために渓流に設置する砂防堰堤です。
砂防堰堤は、一度に大量の土砂・土石流が下流に流れ出ることをくい止める働き、土砂を貯めて渓流の勾配を緩やかにする働きにより、直接の土砂災害を防止・軽減します。
また、流出土砂による下流域での河道堆積(河床上昇)を防ぐことで洪水氾濫を防止・軽減します。
この砂防施設のうち、代表的なものが土石流災害を防ぐために渓流に設置する砂防堰堤です。
砂防堰堤は、一度に大量の土砂・土石流が下流に流れ出ることをくい止める働き、土砂を貯めて渓流の勾配を緩やかにする働きにより、直接の土砂災害を防止・軽減します。
また、流出土砂による下流域での河道堆積(河床上昇)を防ぐことで洪水氾濫を防止・軽減します。
一気にしゃべったけど他に何かあるかい?
見学したい。(直球)