大山砂防/大江川流域
みどころ | : | 秘境🌴 副ダム |
完成 | : | 昭和52年11月23日 |
堤高 | : | 15.0m |
堤長 | : | 47.0m |
立積 | : | 4,985㎥ |
計画貯砂料 | : | 105,000㎥ |
施工 | : | 株式会社平井組 |
到達難易度 | : | ★★★★★ |
参考 | : | 日野川河川事務所のあゆみ 堤銘板 |
位置 | : | 鳥取県西伯郡伯耆町福兼 |
添谷砂防堰堤は鳥取県西伯郡伯耆町福兼にある砂防堰堤です。
国土交通省が管轄する大山山系直轄火山砂防事業のひとつとして昭和52年11月23日、(株)平井組の施工により完成しました。
ここは昭和48年に全体計画の作成された直轄砂防事業の中で、3番目に完成した古い砂防堰堤です。
概ね事業中盤頃までは、スリットや鋼製の流木捕捉工を供えている物件は無く、ここもオーソドックスなコンクリート不透過型の堰堤です。
水抜き穴すら空いていませんので、治水ダムで言うところのサーチャージ水位から副ダムのプールに向かって、常にサラサラと流入量と同量の水が越流しています。
さて、それでは体を動かす話に入ります。
とりあえず堤体を見てみよう、というところまででしたら簡単。
管理道を見つけさえすれば注意して山道を歩くだけですので。
それでも崩壊が進んでいたりしますので★3つはつけさせてください
ところが堤銘板を確認し、
・トロフィー🏆としてファインダーに納めたい
・施工主などの情報を得たい
などと考え始めると大変なことになります。
1段目の鉄梯子を降りて、茨をかき分けながら副ダムの縁をソロソロと進むと、堤体右岸のはしっこにギリギリ堤銘板が見えるのですが…
うん。
無理をしないのがいいんじゃないかな。
鉄梯子が腐ってたりダムの縁が薮に隠れて見えなかったりで危ないですからねぇ。
人気の無い山奥で底の見えない緑色の池に落ちたくなんかないでしょ?
機材が充実している人なら、管理道からの超望遠で、かつ季節によってはプレートを見る事も出来るかもしれないし、そっちのほうがいいよ。
Gallery