鳥取県西部の砂防堰堤
大山砂防/別所川流域
大山砂防/別所川流域
最終更新:2024-09-28
みどころ | : | SBウォール工法 スリット×3本 謎のビーム工 |
完成 | : | 平成23年3月 |
天端標高 | : | 172.9m |
堤高 | : | 14.0m |
堤長 | : | 94.5m |
立積 | : | 7,130㎥ |
計画貯砂料 | : | 226,200㎥ |
施工 | : | (有)藤本組 (株)特研工業 (株)平井組 |
難易度 | : | ★☆☆☆☆ |
参考 | : | 堤銘板 |
位置 | : | 鳥取県西伯郡伯耆町真野 |
真野2号砂防堰堤は鳥取県西伯郡伯耆町真野にある砂防堰堤です。
国土交通省が管轄する大山山系直轄火山砂防事業のひとつとして平成23年3月、(株)特研工業および(株)平井組の2社によって建設されました。
狭いスリットにビーム工、さらに前面には化粧型枠を使い、あざといくらいにスマート。
一の沢砂防堰堤とよく似た外見です。
しかし似ているとは言ってもやはり別物。
上流側の鋼矢板や鋼製ビームが角鋼管で出来ているナゾの銘柄である事など、決定的に違うところはやはりあります。
鋼矢板…と来れば皆さん日鉄建材のSBウォール工法がパッと思い浮かぶと思います。
思い浮かびません。
だまらっしゃい。
そこでSBウォール工法研究会の施工実績を当たってみたところビンゴ!
大当たりでしたな、フフン。
ちなみにナゾのビーム工についてですが、JFEスチールの鋼製スリットビームとは明らかに別物です。
何なんでしょうね?
話は変わりますが最初に真野2号を探索したのがまだ慣れない頃だったこともあり、薮を敬遠して100mぐらい沢を遡上するルートを使用しました。
そのため以前は到達難易度を★3つとしていましたが、今ならとっとと薮を突っ切ったり、季節を選べば階段を歩いて降りることができるなどマジでどうという事もありませんので★1に下げました。
日野川河川事務所の見学イベントでも使用されていましたしね。
もともと水辺遊びを想定した作りですのでどんどん遊びに行こう!
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